トピックス 生演奏を依頼するならどの楽器?演奏依頼時の楽器の選び方を解説!

生演奏を依頼するならどの楽器?演奏依頼時の楽器の選び方を解説!

2024/08/16

「イベントに生演奏を取り入れたい!」

そう考えた先に出てくるのは「でも、どの楽器を呼べばいいか分からない……」というお悩みではないでしょうか。
楽器の特徴や音色などにあまり詳しくない場合、依頼する楽器を自分で選ぶのは難易度が高いですよね。

そこで今回は、演奏依頼をする際の楽器の選び方について解説します!
各シーンに合う楽器編成も紹介しているので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

執筆者:福島 未貴

フリーランスのライター・トロンボーン奏者。 武蔵野音楽大学を卒業後、現在は記事執筆の傍ら演奏活動や音楽レッスンの仕事にも携わっています。 音楽を専門的に学び活動している演奏家ならではの視点から、音楽・演奏にまつわる情報をお届けします。

 

イベント演出には、演奏依頼・出張演奏サービスが便利

ピアノを演奏する黒いドレスを着た女性

「出張演奏」「演奏依頼」という言葉に、耳馴染みがない人も多いかもしれません。
出張演奏とは、その名のとおり演奏家が出張し、演奏を披露してくれるサービスのこと。

企業のパーティーや商業施設でのイベントなどBGMがほしいシーンで演奏をしてくれたり、幼稚園や学校での芸術鑑賞会などでも利用できます。

生演奏はあらゆるシーンで利用できるサービスであり「自分たちのためだけに、プロの演奏家が来てくれる」という特別感を味わえるのも、通常のコンサートとは違った魅力です。

演奏依頼時の楽器編成はどうやって選べばいい?確認すべき3つのポイント

楽譜の上に置かれたクラリネット

楽器の特徴にあまり詳しくない場合「生演奏をしてほしい!」と思っても、どの楽器の演奏家を呼べばよいのか、迷ってしまいますよね。

ここでは、出張演奏・演奏依頼のサービスを利用する際にまずチェックしたい3つのポイントを紹介します。

楽器選びにもつながる重要なポイントなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.生演奏を利用するシーン

生演奏をメインとし、パフォーマンスとして演奏してほしいのか、BGMとしてその場の雰囲気づくりに協力してほしいのか、目的によって相性のよい楽器は異なります。

たとえばBGMとして生演奏を取り入れたい場合、音が大きく目立ちやすい楽器だと、せっかくの演奏がかえって耳障りに感じてしまう可能性もあるでしょう。

まずはどんなシーンで生演奏を利用したいのか、よく確認することが重要です。

2.会場の環境を確認する

会場の規模や環境によって、楽器編成のチョイスも異なります。
屋外なのか室内なのか、会場の広さはどのくらいか、観客は何人くらいの予定なのか、可能な限り確認をしておきましょう。

中には屋外での演奏に適さない楽器もあるため、演奏環境は楽器編成を選ぶうえで重要なポイントです。

狭い会場の場合は、音量的にも楽器のサイズ的にも小さめのものを選ぶ必要があります。

3.会場の設備を確認する

会場の音響・楽器の設備をあらかじめ確認が必要です。

特に屋外など広い会場でのイベントの場合は、マイクやスピーカーなどの音響設備がどの程度整っているかを確認しておきましょう。
音響設備がまったくない場合には、マイクを通さなくても音がよく通る楽器を選ぶ必要があります。

また、備え付けのピアノ・キーボードなどがあるかも、重要なポイントです。
「ピアニストを呼びたい!」と思っても、ピアノがないと演奏はできません。
弦楽器・管楽器などをメインとする場合でも、ピアノ伴奏が必要になるケースがほとんどのため、会場に楽器があるかどうかを必ず確認しておきましょう。

どの楽器奏者に依頼する?各シーン別におすすめの楽器を紹介!

フルートを演奏する人の手元

楽器によって、音色や音量などの特徴はさまざま。
どの楽器を呼ぶかは自由であり、楽器の組み合わせのパターンも何通りも考えられます。

ここでは、各シーンに似合う楽器編成の一例をご紹介します。
「どの楽器演奏を依頼すればよいか分からない」と迷ってしまった人は、参考にしてみてくださいね。

結婚披露宴やパーティ演奏などBGMは、繊細な音色の楽器を

結婚披露宴や企業パーティーの際には演奏はメインではなく、あくまでもBGMであることもしばしば。
BGMとして演奏する場合には、人の話し声をかき消してしまわないよう、音量が大きすぎない繊細な音色の楽器がおすすめです。

  • 弦楽器(ヴァイオリン、チェロなど)
  • ハープ
  • ピアノ など

大人っぽい雰囲気が出るJazzも、BGM演奏として人気があります。

パーティなどの余興演奏には、インパクトのある演奏を

BGM演奏に対して、余興演奏はみんなの注目が集まるシーンです。

とはいえ、持ち時間は限られておりそれほど長い時間は取れないため、短時間でもインパクトに残るようなパフォーマンス性の高い演奏や、珍しい楽器を取り入れてみるのはいかがでしょうか?

  • 声楽(オペラ歌手)
  • 和太鼓
  • 金管楽器(トランペット、トロンボーンなど) など

動きの大きい太鼓やきらびやかな金管楽器は、見た目のインパクトが抜群!

声楽については、有名なオペラの一節を披露すると、クラシック音楽に詳しくない人でも「これ、聴いたことある!」と喜んでくれます。オペラ音楽はフルで聞くと数時間に及ぶため、余興演奏やミニコンサートでは一説を演奏するのが一般的です。

野外イベントには、音量が大きく華やかな楽器を

野外でのイベントは音量が大きく、見た目も華やかで目立つ楽器を選ぶのがおすすめです。

会場によっては野外イベントでは音響設備を十分に整えられないこともあります。
マイクがなくても十分に音量が出せる楽器を選ぶと「周囲のざわつきで演奏が聴こえない」といった心配も避けられます。

  • 金管楽器全般
  • 打楽器

上記の楽器は、スポーツ応援のシーンでも活躍します。
特に金管楽器は、ほかの楽器と比べて天候に左右されにくいのがメリットです。

木管楽器、弦楽器、打楽器は木製や皮製のため、天候や環境によっては野外での演奏はできないため注意しましょう。

商業施設イベントには、人気が高くメジャーな楽器を

商業施設内のイベントは多くの観客の目に止まるため、誰もが目にしたことがあるようなメジャーな楽器だと、より人気を集めやすいと考えられます。

  • ヴァイオリン
  • フルート
  • ピアノ など

野外イベントとは違い、施設内での演奏の場合は音量が大きすぎるとお客さん同士の話し声が聴こえなくなってしまい、耳障りに感じられる可能性もあります。
音量はそれほど大きくなく、かつ聴き取りやすい音域の楽器がおすすめです。

福祉・教育施設は複数の楽器をかけ合わせて

高齢施設や保育園・学校等では、年に数回など定期的にレクリエーションや芸術鑑賞会をおこなうことが多いです。

毎回同じ楽器に依頼するよりも、その都度楽器編成を変えて、なるべく多くの楽器を知れる機会を設けると利用者・生徒にも喜ばれます。

会場の大きさによって呼べる楽器の種類や演奏家の人数は異なりますが、小さな施設でも演奏しやすく人気があるのは以下のとおりです。

  • ヴァイオリン
  • ピアノ
  • 声楽
  • 木管楽器(フルート、クラリネットなど)

しっくりくる楽器・編成を自分で選ぶのって難しそう… もっと簡単に、ベストな楽器を選ぶには?

葉っぱとはてなマーク

ここまでの解説を読んでみても「しっくり来る楽器を自分で選ぶのは難しそう……」と不安に感じる人も多いはず。
もしくは「全部自分で決めてリクエストするのは、ちょっと手間がかかりすぎる」と思う人も多いのではないでしょうか。

そんな人に利用してほしい演奏依頼サービスが、LiveDeli

LiveDeliなら、お客さまのイメージに合わせてベストな楽器をこちらからご提案!
お見積りフォームにておおよそのご予算を入力いただくと、金額に合わせて演奏者の人数や楽器の種類などの編成・内容もご提案させていただきます。

LiveDeliと一般的な音楽事務所の違い

LiveDeliには、音楽大学を卒業した実力のある若手アーティストが多数在籍。
楽器のジャンルや演奏シーンの幅が広く、あらゆるシーンに対応可能です。

これまでも、高齢者施設やイベント演奏、ホームパーティーなど、さまざまなシーンでの演奏実績があります。

「プロの演奏家を呼んでみたいけど、どうすればいいか分からない」という人は、ぜひ一度お問い合わせください!

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