トピックス 音大生に演奏依頼ってできるの?依頼方法と音大生に依頼するメリットを解説!

音大生に演奏依頼ってできるの?依頼方法と音大生に依頼するメリットを解説!

2024/06/28 演奏依頼

音楽を専門的に学ぶ、プロの音楽家の卵である音大生。
イベントなどで若い奏者の生演奏を聴いて「学生さんかな?」「もしかしたら音大生かな?」と感じたことがある人もいるかもしれません。

音大生がイベントなどで生演奏を披露する際には、実はプロ奏者と同様にお仕事としての正式な依頼があって成立しています。

今回は、音大生への演奏依頼について解説します!
依頼方法や注意点、音大生へ演奏依頼をするメリットについて記載しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

執筆者:福島 未貴

フリーランスのライター・トロンボーン奏者。 武蔵野音楽大学を卒業後、現在は記事執筆の傍ら演奏活動や音楽レッスンの仕事にも携わっています。 音楽を専門的に学び活動している演奏家ならではの視点から、音楽・演奏にまつわる情報をお届けします。

 

音大生に、演奏依頼はできる?

バイオリンと弓

イベントなどで演奏依頼をしようとした際、プロ奏者・アマチュア奏者などいくつかの選択肢がありますが、そのなかのひとつが「音大生」。
音大生にもよりますが、演奏依頼は可能であり、引き受けてくれる人が多いです。

音楽について専門的に学び、日々厳しいレッスンを受けて練習に励んでいる音大生。
まだ学生ではあるものの、大学卒業後のキャリアに向けて、在学中から演奏活動をおこなう人が多いです。

もちろん大学内での勉強や演奏試験が最優先ではあるものの、大学外でも積極的に演奏活動をおこなっており、演奏依頼を受注しているケースがあります。

音大生への演奏依頼をするには?依頼方法を解説

トランペットを吹く男性

「音大生に演奏依頼をしたい!」と思っても、具体的にどのように依頼すればよいのか、イメージが湧かない人も多いのではないでしょうか。

ここでは、音大生に演奏依頼をする際の一般的な方法について解説します。

音楽大学へ問い合わせる

まず考えられる方法は、各音楽大学の窓口に問い合わせをすることです。

大学を通じての依頼であれば、そのイベント・コンサートに出演する学生は「大学の顔」となるため、音大側としても特に実力が高く、マナーなどもしっかりと守れる優秀な学生を推薦することが考えられます。

演奏依頼専用の窓口を設けているかどうかは大学によって異なるため、まずは電話などで問い合わせをしましょう。

ただし、音大はあくまで教育機関であり、音楽事務所ではありません。
プログラム内容について必ずしもリクエストに応じてくれるとは限らず、そもそも依頼を引き受けてもらえない可能性もあります。

音大生などの若手演奏家が所属する音楽事務所を利用する

音楽事務所によっては、現役の音大生など若手演奏家が所属しているケースもあります。
ほとんどの事務所のホームページには、所属アーティスト一覧のページが設けられているので、プロフィールを確認してみましょう。

ただし、在籍中の大学名などはプライバシーに関わる内容でもあるため、記載がない場合もあります。
その場合は、無理に問い合わせをするのは控えましょう。

知り合いづてに紹介してもらう

知り合いなどを経由して、音大生を紹介してもらうのもひとつの方法です。

プロ奏者を探す際はインターネットやSNSで探す方法もありますが、音大生の場合はあまりおすすめできる手段だとはいえません。
在籍中の大学名を記載してSNSをやっている音大生もいますが、プロ奏者のように仕事用としてSNSを使っているわけではなく、あくまでプライベート・趣味として使用しているケースもあります。

「ご依頼・お問い合わせはDMへ」などハッキリと記載がある場合はSNSで連絡しても問題ありませんが、面識がない場合はいきなり連絡するのではなく、知り合いをたどって紹介してもらうのがおすすめです。

プロの卵である音大生に演奏依頼をするメリット

クラリネットを吹く白い吹くを着た人

演奏を生業とするプロ奏者・趣味として演奏活動をしているアマチュア奏者とも異なる「音大生」。
両者のちょうど中間の立ち位置ともいえる音大生に演奏依頼をすることに、どんなメリットがあるのでしょうか。

ここでは、音大生に演奏依頼をするメリットについて解説します。

演奏のクオリティが高い

まだ学生とはいえ、専門的な教育を受け、日々長時間の練習や厳しいレッスンを乗り越えている音大生は、演奏のクオリティが高いです。

また「上手くなりたい!」「たくさんの経験をしたい!」という向上心も強く、大学外からの演奏依頼を喜んで引き受けてくれる人が多い傾向があります。

「プロ奏者に頼むのはハードルが高いから、アマチュア奏者に」と考えている人は、音大生への演奏依頼も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

プロ奏者に比べてリーズナブルに引き受けてくれることも

音大生に演奏依頼をする場合、まだ学生とはいえ基本的には演奏料金が必要となります。
とはいえ、プロ奏者に比べると比較的リーズナブルに引き受けてくれるケースが多いです。

しかし、中には在学中にプロ楽団のオーディションに合格したり、有名なコンクールで入賞したりと、プロとして活動をはじめる人もいます。

その場合は、音大生であってもプロと同等の料金が必要になると考えられるでしょう。

音大生へ演奏依頼をする際の注意点

注意ポイント

ここまで、音大生へ演奏依頼をする方法やメリットについて解説しました。

実力も十分にあり演奏依頼に対して前向きな音大生を起用するメリットは大きいですが、依頼時には気をつけておきたいポイントもあります。

ここでは、音大生へ演奏依頼をする際の注意点を解説します。

「勉強のためと思って、無料で」は基本的にNG<

「まだ勉強中の学生だから」「経験を積める、いい機会だと思って」と、音大生へ無料での演奏依頼をするケースが稀に見受けられますが、無料での依頼は控えましょう。

趣味で音楽をやっているのとは違い、専門的な教育を受けており、音楽大学の演奏依頼窓口にも「無償での依頼は受け付けていません」と明記してあることも。

音大生は勉強中の身であることに間違いはありませんが、プロを目指す学生たちは「お金をいただいて、責任を持って演奏をする」ということを学んでいるという側面もあります。

音大経由での依頼は、手続きに手間取る可能性も

音楽大学の窓口に直接問い合わせをし、演奏依頼をする方法もあります。

しかし、前述のとおり音大は音楽事務所ではなく、あくまで教育機関。
要望に合わせて必ず演奏者を手配してくれるとは限らず、特にイベント開催日直前での依頼は対応が難しく断られてしまったり、手続きに手間取ったりすることもあるでしょう。

一般的な音楽事務所の場合は、プログラムや予算を細かく聞いてくれたり、ギリギリでの依頼でも可能な限り相談に乗ってくれることが多いです。

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