トピックス 演奏依頼をする際、曲目のリクエストってできるの?リクエスト料金や注意点についても解説

演奏依頼をする際、曲目のリクエストってできるの?リクエスト料金や注意点についても解説

2024/11/02

お客さんのもとへ演奏家がやってくる、演奏依頼・出張演奏のサービス。
せっかくなら演奏プログラムを音楽事務所や演奏家にお任せするのではなく「好きな曲をリクエストしたい!」と考える人も多いことでしょう。

そこで今回は、演奏依頼の際のリクエストについて紹介します。
リクエスト料金の相場や注意点についても解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

執筆者:福島 未貴

フリーランスのライター・トロンボーン奏者。 武蔵野音楽大学を卒業後、現在は記事執筆の傍ら演奏活動や音楽レッスンの仕事にも携わっています。 音楽を専門的に学び活動している演奏家ならではの視点から、音楽・演奏にまつわる情報をお届けします。

 

演奏依頼・出張演奏のサービスで、リクエストは可能?

白い服を着クラリネットを吹く人

お客さんや依頼主のもとまでプロの演奏家が演奏しに来てくれる、演奏依頼・出張演奏のサービス。
せっかく演奏依頼をするなら、お客さんが喜んでくれる曲や好きな曲をリクエストしたいと考える人は多いでしょう。

利用する音楽事務所や担当する演奏家のスタンスにもよりますが、演奏依頼サービスではリクエストを受け付けているケースも多いです。

「この曲を聴きたい!」といった曲目のリクエストのほか、「ヴァイオリンの演奏を聴きたい」など特定の楽器を指定したり、「Jazzを演奏してほしい」といったように音楽のジャンルを指定をしたりと、リクエストの仕方はさまざま。

リクエストをする際には、演奏家の手配に時間がかかったり、通常料金とは別でリクエスト料金がかかったりするケースもあります
最初にお問い合わせや見積もり依頼をする際に、リクエストがあることをあらかじめ伝えておくとスムーズです。

一般的な演奏依頼の手順は過去の記事でも解説しているので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。

参考:プロ奏者へ演奏依頼をするには?依頼方法や手順・プロ奏者に依頼するメリットを徹底解説!

リクエストをすると料金は変わるの?追加料金が発生しやすいパターンを解説

電卓と木製のコインの模型

演奏依頼・出張演奏を依頼する際に浮上しがちなのが「曲目のリクエストをした場合、料金ってどうなるの?」という疑問。
リクエストをした際に別料金がかかるのかどうかは、音楽事務所によって異なります。

そこで今回は、各音楽事務所のリクエスト料金を調査してみました。

各音楽事務所のリクエスト料金表

※2024年10月時点


演奏料金がかからない場合もあれば時価なるケースもあり、事務所によって料金はさまざまです。

リクエスト料金が追加になるケースでもっとも多いのが、楽譜の制作・編曲が必要になる場合です。演奏とは別の「楽譜制作」という業務が発生するため、演奏料金と別に料金が発生します。

上記を踏まえたうえで、どんなときに楽譜の制作・リクエスト料金が発生するのかをご紹介します。

曲目がめずらしい場合

あまりメジャーではない楽曲やめずらしい楽曲の場合、楽譜が市販されていないことも。
そんな曲目がリクエストとして入ってきた際には、演奏家がいわゆる「耳コピー」をし、楽譜を制作して演奏します。

特に校歌や社歌などをリクエストしたい場合、基本的に市販の楽譜は存在しないので、演奏家が楽譜を制作することとなります。

最新の曲目の場合

リリースから間もない曲も、リクエスト料金がかかるケースがあります。
最新の曲は「CDや音源データは販売されているけれど、楽譜はまだ発売されていない」ということが多いです。

こういった場合も演奏家が楽譜制作まで対応することが多く、追加料金が加算される可能性が高いといえるでしょう。

特に流行りの曲をリクエストしようと考えている人は、事前に確認・相談してみるのがおすすめです。

楽器編成がめずらしい場合

楽器の編成(組み合わせ)がスタンダードではない場合も、リクエスト料金が発生しがちです。
「ピアノ用の楽譜は販売されているが、管楽器アンサンブル用の楽譜はない」というケースもよくあります。

こういった場合、演奏する楽器編成に合わせて楽譜を制作し直す必要があるため、追加料金が加算されることが多いです。

スタンダードかつおすすめの楽器編成については、過去の記事でも紹介しているので、ぜひ目を通してみてくださいね。

参考:演奏家の人数は何人がベスト?演奏依頼をする際に知っておきたい、楽器編成について分かりやすく解説!

リクエストNGな場合も?!演奏依頼でリクエストをしたいときに、知っておきたい注意点

赤い服を着た女性と注意マーク

イベント参加者や依頼主が好きな曲をリクエストして演奏してもらえるのは、とても嬉しいことですよね。
しかし、曲目のリクエストを検討している際には、いくつか知っておくべき注意点があります。

以下のような場合はリクエストをお断りされてしまうこともあるので注意しましょう。

  • そもそも、事務所がリクエストを受け付けていない
  • 依頼から本番当日までの日数が短い

すべての音楽事務所がリクエストを受け付けているとは限りません。
また、準備期間が短すぎると楽譜の制作が間に合わないことから「演奏依頼自体は引き受けるが、曲目のリクエストはNG」となることもあります。

リクエストを受け付けている場合は、事務所のホームページやパンフレットに「リクエストの受付は◯ヶ月前まで」と記載されていることが多いので、事前によく確認してみてくださいね。

どんなリクエストができるの?演奏依頼で人気のリクエスト曲・ジャンルについて紹介

サクソフォンを持つ女性

演奏依頼・出張演奏サービスを初めて利用する人にとっては「具体的にどんなリクエストができるの?」「みんなはどんなリクエストをしているの?」といった疑問もあることでしょう。

LiveDeliでは、これまでに以下のようなリクエストをお受けしてきました。

  • 音楽ジャンル(クラシック音楽、歌謡曲など)
  • 季節の音楽(クリスマスソングなど)
  • 楽器の種類(ピアノ、ヴァイオリンなど)
  • 特定の曲目(イベント参加者の好きな曲)
  • 衣装(衣装の色の指定、季節に合わせた衣装の指定など)

対応できるジャンル、曲目は上記のほかにもさまざま。
特に季節を感じられる音楽は人気が高く、リクエストの依頼も多くいただいています。

事務所によって対応できる範囲が異なるので、リクエストを検討している場合は見積もり依頼時に確認をしてみましょう。

せっかくなら好きな曲をリクエストしたい!でも、打ち合わせがなんだか大変そう…どうすればいい?

ノートに書かれたハテナマークとペン

「せっかく依頼するなら、ぜひ曲目のリクエストをしてみたい。」
「でも、別途打ち合わせがいるのかな?別料金とかもなんだか面倒くさそう……」

そんなふうにお悩みの人には、LiveDeliがおすすめ!

リクエストをしたい旨をご相談いただければ、対応可能かどうか、どういった内容なら実現できるかなどをご相談させていただきます。
また、LiveDeliではよほど複雑なリクエストでない限り、追加料金はいただくことなくリクエストに対応しております。

お見積りフォームよりご予算と希望の内容をご連絡いただければ、予算内で実現可能なプランをこちらからご提案。
打ち合わせは当日の演奏を担当する演奏家と直接やり取りをするため、細かいポイントもスムーズに確認が可能です。

LiveDeliと一般的な音楽事務所の違い

楽器のジャンルや演奏シーンの幅が広く、高齢者施設やイベント演奏、ホームパーティーなど、さまざまなシーンでの演奏実績があります。

お見積りは無料なので、まずはお気軽にお問い合わせくださいね。

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